こんにちは。
シューキャク・マン浜畑です。
先週は栃木県は50年に一度の記録的大雨で
各地で甚大な被害がありました。
昨日は、チリ地震の影響で津波があり
また宇都宮のお天気もどんよりとしていて
気持ちが落ち着かない日でしたが、
本日、宇都宮は快晴。
久しぶりに良いお天気です。
最近、太陽が出るとうれしいですね!!
それでは、今日のテーマは
「顧客を絞ると顧客は減るのか?」です。
クライアントから
Web集客を本格的に始めたいので
ホームページをリニューアルしたいとの
ご相談を受けることがよくあります。
「どのようなリニューアルをお考えですか」と
お聞きすると、「シンプルでおしゃれな感じ」とか、
「30代~50代の方々に向けて上質な感じに
してください」などがあります。
その際に、
私からは「まずは、顧客を具体的に決めませんか」と
お願いします。
また、ここからが重要なのですが
20代とか30代とかデモグラフィックで
顧客を設定するのではなく、
御社がほしい顧客像を具体的な「ニーズ」で
絞り込みましょうと必ず言います。
「ニーズ」で絞る!!
案外、これがうまくいくんです。
こんな記事がありました。
2015/09/11日経MJ記事引用——————————————————-
「女子会ニーズ がっちり」
熟成肉がブームとなっている。
そんななかで女性客をメーンターゲットに据える戦略が的中し
店舗面積45坪で月商1700万円に達する人気ステーキ店が
「ゴッチーズビーフ 池袋西口店」だ。
来店客層の中心は仕事帰りの社会人で
女性が7割を占める。
目玉商品は、50日間ドライエイジングした牛肉のステーキ。
複数人でシェアして楽しんでもらうため、
1ポンド(約450グラム)か、3分の2ポンド(約300グラム)で
販売する。フィレの中心を切り出した高級部位の
「シャトーブリアンステーキ」は3分の2ポンドで
4280円とお得感がある。
メニューからテーブルの作りまで、女性が居心地よく
過ごせるように工夫した。
例えばテーブルごとに敷居を設けて、
周囲の視線を気にしないで
食事を楽しめるようにしたのもその1つ。
さらに野菜メニューも充実させ
ヘルシー志向の女性客の心をつかんでいる。
演出面でも、ひと手間をかける。
スタッフは野菜をワゴンに載せて
テーブルまで持ってくる。
お客が選んだ野菜をスタッフは氷の上に
置いたボウルに入れ、回して冷やしながら
ドレッシングをかけていく。
そのときに「氷の上で回すと
野菜がシャキッとするんです」などと説明する。
2015/09/11日経MJ記事引用——————————————————-
月商1700万円って尋常じゃない売上ですね!!
このステーキ屋さんは顧客ターゲットを
「女子会」という「ニーズ」で絞り込んでいるのが
成功している要因ではないかと思っています。
ステーキ屋さんって普通、
若い男性からファミリー層まで顧客を設定しています。
最近はシニア層も健康のためにお肉を食べるらしいから
シニア向けの商品も開発しようとかいって
顧客ターゲットを後から、あれもこれもと
広げてしまっているケースが多いなか
女子会というニーズで絞っているところが
大変参考になります。
冒頭の質問に戻りますが、
「顧客を絞ると顧客は減るのか?」
こたえは、「減りません。」
もし減ったしたら、そもそもニーズがないか、
そのニーズと御社の強みが合致していないかが
考えられます。
顧客を広げると競合も増えてしまって
逆に顧客が減るのではないかと思います。
あっ、子供をお風呂に入れる時間になってしまいました。
私がお風呂を入れるといつも泣かれます。
そのたびに落ち込んでしまいます(笑)
まだまだ修行がたりませんね。
みなさまも良いシルバーウィークを
お過ごしくださいませ。
それでは失礼いたします。