シューキャク・マンの集客日記

AIって何?

【 明日から使える経営・マーケティング・人材・営業戦略】

|  AIって何?
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| ★★ しぶとく現場に立ち続ける社長の情報発信 3 ★★
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こんにちは、シューキャク・マン株式会社の浜畑です。

 

 

地方の小さなお店から東証一部上場企業のお得意先と二人三脚で取り組んできたネット集客ノウハウや中小企業の社長から直接お聞きした生の言葉をお伝えできたらと思っています。

 

 

昨日の日経新聞朝刊の一面で、政府がAI活用のルールを策定した「AIの7原則」という記事がありました。

 

 

それでは今日は、「AI」のお話をしたいと思います。

 

 

できません!できるはずがない(笑)

 

 

文系だからと言えば、まだカッコつきますが、文系というのもおこがましいほど、バリバリの体育会系だったからです(笑)

 

 

実は先月、お得意先から「浜畑さーん、弊社のサイトにAIチャットボットツールを導入して、新規でサイトに訪問されたユーザーを見込み客に変えていきたいと役員から言われたんだけど、プロジェクトのリーダーになってくれない?」と言われ、「いいですよー」と安請け合いしたあと、何で受けたのかと後悔したのも後の祭り。

 

 

まず、「AIって何?」ということで、Amazonで書籍を2~3冊購入して読んでみたものの「何のこっちゃー」的な感じになり、これはヤバイと慌ててAI関連セミナーを検索。

 

 

そこでヒットしたのが、株式会社イー・エージェンシー野口竜司さんの「超入門!文系ビジネスマンのためのAI/ディープラーニング教室」AI活用プロデュース力を磨く!

 

 

ま、まさしく、これではないか!と思い、少しお値段が張りましたが、藁をもすがる思いで受講しました。野口先生の説明は、わかりやすくとても良いセミナーでした。

 

 

3時間の座学の後、実際の企業の商品やサービスにAIを導入してプランニングしていくワークショップがあり、50人ぐらいの受講者の中から3人だけAIのアイデアをプレゼンテーションすることになり、なぜか自分が選ばれてしまいました。野口先生からは、「素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただき、「AIって面白い!」と調子に乗ってしまい、恥も外聞もなく今日のブログを書いています。AIにお詳しい方は、今回の内容はご容赦ください!

 

 

ニュースや新聞などで最近よく耳にする、AI(人工知能)、機械学習、そしてディープラーニング。これらの概念は、下図の通り、実は包含関係の上に成り立っています。

 

AI修正

 

 

AI(人工知能)は、50年以上前から研究者の間で人間と同様の知能を実現させようという取り組みやその技術で、野口先生いわく、自動で温度調節してくれる「エアコン」も身近なAIらしいです。

 

 

機械学習は、人が介在するところがディープラーニングと大きく違う点で、人が特徴をつかみ、データやルールをマシンに入力して情報を処理させて、法則性をみつけさせて自働化していく。簡単にいうと、「Amazon」の仕組みらしく、Amazonは、専門家(人)が莫大なデータやルールを入力することによってマシンに法則性をみつけさせて、各ユーザーがどんなニーズやウォンツを持っているかを的確に掴むことができているそうです。

 

 

ディープラーニングは例えると「鉄腕アトム」らしいです。マシン(アトム)がどんどん自分で学習して賢くなっていくイメージだそう。なので飛躍的に性能が向上し様々な分野に能力を拡張し現在のAIブームに繋がっています。また専門家(人)がいらない分、コストや時間が低く抑えられるそうです。

 

 

ただ、必ずしも機械学習よりもディープラーニングのほうが、予測精度が高いかというとそうでもないらしく、分野によっては、機械学習が向いている場合もあるそうです。

 

 

機械学習(ディープラーニング含む)って、すごいマシンでやるのかと思っていたのですが、昔はそうだったみたいですが、Googleさんが、またまた無料でTensorFlow(テンソルフローって読むらしいです)という機械学習のフレームワークを出してAI分野をゲームチェンジさせたらしく、普通のパソコンでこのフレームワークをつかって理系の方々は(もちろん理系でない方も)ガシガシとAI予測をはじき出しているようです。

 

 

たとえば、大手のアパレルECサイトではこの無料の機械学習フレームワークをつかって、実際の売上数字や購入頻度から1か月後の購入ユーザー数を予測したり、2回目購入しそうなユーザーを予測してその人だけに広告配信してリピータにしたりと、すでに普通に使われています。

 

 

これらの需要予測や顧客行動予測などの「予測系AI」だけでなく、AIには他にもタイプがあって、自動運転や工場作業の代行などの「実行系AI」、医療画像での診断や24時間体制でのNG画像抽出などの「識別系AI」、AI音声やチャットボットツールのような「会話系AI」など全部で4タイプあるそうです。

 

 

最後に、株式会社マクロミルさんと翔泳社さんが共同で今年調査された内容に興味深い調査結果がありましたので、ここでご紹介させていただきます。※インターネット調査、全国20~49歳の就業者1,000サンプル。

 

 

〇AIに置き換わると思う職業

1.工場作業員

2.小売店のレジ係

3.コールセンターのオペレーター

4.通訳

5.一般事務

6.清掃スタッフ

7.建設作業員

8.銀行員

9.農業従事者

10.   警備員

 

 

〇AIに置き換わらないと思う職業

1.ミュージシャン

2.小説家

3.保育士

4.医師

5.弁護士

6.料理人・シェフ

7.教員

8.看護師

9.美容師

10.   営業

 

 

僕がこの調査結果をみて思ったのは、AIに置き換わらないと思われる職業は、どれも「○○さんでお願いします」と指名される職業が多いと感じました。僕も美容師さんは毎回、同じ人を指名するし、お昼にいく蕎麦屋さんも90歳のおばあちゃんが元気に注文とってくれるから、おばあちゃんに会いたくて食べに行きます。

 

 

これって、AIが進めばすすむほど、会社の規模やお店の大小ではなく、「この人にお願いしたい」「この人から買いたい」と思われることが重要で、今後は人や個人の勝負になっていく、そうすると地方の小さなお店や会社こそ生き残っていくチャンスがあるのではないかと思うのでありました。

 

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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