こんにちは。
シューキャク・マン浜畑です。
クライアントと打合せしていると
「これからはうちの商品にもっと付加価値を
与えていかないと」とか
「それが、うちの会社の付加価値だから」
などとよく聞かれます。
その際、付加価値って何だろう、
付加価値ってどのように創るんだろう、
そもそも価値って何、
と思いながら話したり聞いたりしていませんか。
アマゾン「オールタイムベスト ビジネス書100」の
マーケティング・セールス分野で 唯 一 の
日 本 人 著 者として選ばれた経営戦略・マーケティングの
佐藤義典先生は価値を一言でこう仰っています。
「価値は使い方に表れる」
同じ商品やサービスでも
利用場面(時間・場所・対象物・加工法)を変えると
新しい価値(付加価値)を生むと仰っています。
これは、同じ商品やサービスでも
新しい使い方が新しい価値を生むという
ことだと思いますが、こんな記事がありました。
2015/08/18日本経済新聞朝刊記事引用——————————————————-
外食デフレの象徴だった牛丼。
並盛り200円台で大手3社が競っていたが、
その後の原料高などで「吉野家」「松屋」「すき家」で
今夏は3社とも300円台後半でしのぎを削る。
だが、値上げの反動減は大きい。
客数の減少には歯止めがかからず、
各社は価格以外の新たな魅力づくりを模索する。
「なんだぁ。今日も満席か」。
50代の会社員は残念そうにつぶやいた。
お目当ては「吉呑み」。酒類と簡単なつまみを用意した
吉野家の「ちょい飲み」サービスだ。
吉呑みは7月末で330店で始めている。
その店では「居酒屋から顧客を奪い、
夜間の売上高が10%ほど
増えている」(吉野家)という。
全体の既存店売上高も7月は3%増。
昨年12月の値上げ以降では最大の増収となった。
2015/08/18日本経済新聞朝刊記事引用——————————————————-
今までは時間のない忙しいサラリーマンの昼食需要、
学生のガッツリ夜食需要などの使い方が主だった
吉野家が夜の時間帯に「ちょい飲み」という
新しいやり方で単価の高いターゲットを獲得し
見事に付加価値を生み出されています。
付加価値ってゼロから創っていくのではなく、
今あるものを利用場面を変えることによって
創っていくものなんですね。
なので、会社にとってもともと弱い部分でも
新しい使い方によっては付加価値になることもあります。
先日、お盆時に仕事だったので会社へ出勤し
久しぶりに昼食で吉野家へ行きました。
生ビール中ジョッキが300円、ハイボールが350円。
「おぉ~安!!」
元来意志の弱い私は、夏の暑さも手伝って
生ビール1杯とハイボール1杯を昼間から飲んでしまい
そのあと、会社に戻っても仕事にならず
中途半端なお盆の1日を過ごしてしまいました。。。
朝夕が一気に肌寒くなりました。
体調にはくれぐれもお気をつけください。