こんばんは。
シューキャク・マン久保田です。
今日は、ネットで集客をやるとなった時
必ず議論になる「SEO対策とリスティング広告はどっちがいいの?」に
ついてお話をしたいと思います。
結論から言いますと、両方やった方が良いです。
まずSEO対策とリスティング広告のメリット・デメリットを
カンタンに説明します。もちろんメリットは以下の記載以外にもありますが
比較しやすい部分だけご紹介します。
●SEO対策のメリット
・検索ボリュームの多いキーワードで上位表示ができれば
ある程度のユーザーをサイトに呼び込むことができる。
・内部対策中心の対策であれば費用をあまりかけなくても対策ができる
(低コストで継続的な効果が期待できる)
・上位表示でサイトの信頼度やオーソリティも高まる。
●SEO対策のデメリット
・対策できるワード数が1サイトにつき1~2ワード
・仮に上位に表示がされ、アクセスが集まったところで本当にCVにつながるかは
やってみるまで分からない
・対策して効果があらわれるまで3か月以上、長くて1年以上かかる。
(対策するワードを間違えると大きな労力と時間が無駄になる)
・上位表示が難しくなっており、売れるキーワード程、競争が激しく上げにくい
・Googleのルール変更で順位が大きく変動する可能性がある。
○リスティング広告のメリット
・どんなキーワードにも上位表示ができる。
・広告表示できるキーワードを自由にコントロールできる。
(CVの状況に応じて変えることができる)
・売れないとわかれば、その瞬間から売れないキーワードへの広告出稿を止められる。(リアルタイムで対応できる)
○リスティング広告のデメリット
・広告費がかかる
・運用に時間と労力とノウハウが必要
上記のメリット・デメリットを見ますと
主力のキーワードはSEO対策で長期的な視点で対策して
継続して流入数獲得を狙い、対策して
直近ではリスティング広告で様々なキーワードを対策して
CVが獲得できるキーワードを探し
売上のベースを獲得していくという戦略が良いかと思います。
SEO対策とリスティング広告は相乗効果もあります。
・Google Research Blog (英語)
http://googleresearch.blogspot.jp/2012/03/impact-of-organic-ranking-on-ad-click.html
Googleの調査によると以下のようなことがかかれております。
①検索結果の1ページ目に表示される広告の81%と検索結果の
1ページ目に表示されクリックされた広告の66% は、オーガニック検索でサイトが表示されていない
検索結果ページに表示された広告である。
⇒これは簡単な話、リスティング広告を使うことで、
より多くのアクセスを集めることができる、ということです。
② SEOで1位表示されているサイトで広告を出した場合、
平均的にサイトへのアクセスの50% のクリックは広告から獲得したクリックである。
SEOで2?4位に表示されるサイトの場合、平均的にサイトへのアクセスの81% の
クリックは広告からのアクセスでありSEOで5位以下に表示されるサイトの場合、
平均して96%のクリックは、広告からのアクセスである。
⇒こちらはつまり、SEOで1位表示できている検索キーワードで
リスティング広告も活用した場合、サイトへのアクセスの50%はリスティング広告からのアクセス。
同様のケースで、SEOで2~4位表示だと、81%がリスティング広告からのアクセス。
SEOで5位以下に表示されていると、そのサイトへのアクセスの96%はリスティング広告からのアクセスとなる。
ということです。
最善策は併用すること。
リスティング広告を運用する上で
永遠の議論となるSEO対策で上位表示されているブランド名などに
リスティング広告費をかけて広告を出すべきかというテーマについても
このような記事があります。
http://anagrams.jp/blog/searchadvertising-brandword-bit/
ネット集客で「勝ち組」になるためには
検索結果の1ページ目の表示面積を多くとることが重要です。
本日はこのあたりで失礼します。